診療時間
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※土曜日のみ 9:00〜14:30(休憩なし)
祝日診療は行なっておりません

歯周病と予防歯科

PREIODONTAL DISEASE & PREVENTION

MEDICAL 治療内容

歯周病と予防歯科について

皆さん、むし歯になれば痛くなりますよね?だから、「痛くなったら歯医者に行くものだ」と思う方が多いわけで、痛みが無く進行する歯周病になると、歯の表面はむし歯じゃないんだけれど、歯ぐきの下で歯周病が進行し、むし歯になって久しぶりに歯医者に行ってみたら歯周病が進行していたということが多くあります。歯周病は国民病の1つで3人に2人は歯周病に罹患していると言われています。ですから、手遅れになる前に歯周病の進行を抑えていきたいと、当院では定期健診や予防歯科に力を入れております。

PERIODONTAL DISEASE 歯周病について

歯周病について

現在、日本の成人の約80%が歯周病の何らかの段階に入ると言われております。
ちなみに、歯周病が進行してしまうと、インプラントを打つ土台を失う為、インプラントで歯を復活させることも難しくなります。
歯ブラシだけでは落とせない汚れがあるのをご存知でしたか?
「歯ブラシ、しっかりやってれば良いんだろ!」
とおっしゃる方がいらっしゃいます。しかし、そうではありません。
歯ブラシを一生懸命していただいても、落とせない汚れがあるのです。それが歯石とバイオフィルムです。

歯石とは歯垢(プラーク)が固まって(石灰化)できたものであり、この歯石は表面がザラザラしているために、細菌がつきやすくなります。
細菌がついて、歯と歯ぐきの間にある溝(歯周ポケット)に入り込み、それにより歯槽骨を溶かしてしまう原因となります。ですから、歯石はきちんと取り除く必要があるのです。

また、バイオフィルムとはヌメヌメした細菌同士が固まって保護膜を作り、殺菌剤や抗菌剤から細菌を守る役目を果たしてしまい、それによって歯ブラシでは取り辛い汚れとなってしまいます。

また、歯と歯の境目、歯と歯ぐきの間の溝(歯周ポケット)に付着したバイオフィルムを放置しておくと、むし歯と歯周病の原因となります。ですから、これを機械的に歯科医院で取り除くことが重要になるのです。

また、このバイオフィルムは1度、破壊しても、また3ヶ月程度で形成されるというデータが出ています。ですので、1~3ヶ月に1度の定期的なメインテナンスが大切になるのです。

歯周予防のスペシャリストである
歯科衛生士が担当制で対応させて頂きます

毎日、隅々まで磨いているつもりでも、どうしても歯ブラシの届きにくい所、汚れがたまりやすい所が出来てしまいます。そういったところにいる細菌は、時間がたつとネバネバしたしつこい膜を作って歯にべったりと引っ付きます。これは、流し台の排水口などにつくヌメリと同じ性質のもので、バイオフィルムと呼ばれる膜です。そこで大切なのが、毎日の歯みがきなのですが、歯の形や並び方は複雑で、実際のところ歯ブラシでは届かない場所もあります。
この部分のクリーニングを口腔内を熟知した歯科衛生士が行います。

PROCESS 治療の流れ

では、永井歯科ではどのように皆さまに予防処置をしているか、お伝えしましょう。
PROCESS01
定期的な口腔内のチェック

みなさまの状態によって、1ヶ月~3ヶ月ごとにお口の中を診査します。
むし歯、歯周病のチェックを行い、前回と比較します。期間は、症状や状態をみて考えて行きます。

PROCESS02
検査結果のご説明

検査の結果は、イラストで印刷し担当の衛生士が説明の後、みなさまにお渡しします。
お家に帰ってから、ゆっくりご覧になり、前回の検査結果と比較してみてください。

PROCESS03
歯石や歯垢の除去

従来の歯石歯垢をとるスケーリングのみならず、PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)という方法で、歯の表面から、細菌の付いたプラークをはがし取ります。

PROCESS04
フッ素の塗布

きれいになった歯面にフッ素を塗布し、エナメル質の強化や細菌の活動の抑制をはかり、むし歯の予防に役立てます。

むし歯や歯周病は細菌が原因で起きるものです。
どちらも、現在では進行を管理することが可能となってきました。
重度に進んでしまってからでは、治療も機能回復も困難になってきます。
出来るだけ進行しないよう、定期的なお口の中の健診、お手入れをしていきましょう。
アメリカであれば
85歳のときに平均15.8本、
スウェーデンであれば
75歳で平均19.5
の平均残存歯数となっています。
日本はどうかと言いますとなんと7本!

なぜ、こんなに大きな差がついてしまったのでしょうか?

それは、日本の保険制度に問題があります。日本の保険制度では「悪いところを削ってつめる」ことしか保険として認められていなかったからです。ですから、日本人の頭の中に「歯医者は歯が痛くなったら行くところだ」という意識がついてしまったのです。そして、歯医者自体も削ってつめる治療ばかりを行い、
「どうしたら悪くならないように予防できるか」ということを考えても来なかったし、患者様に伝えても来なかったのです。これが欧米諸国との間に大きな差がついてしまった最大の原因です。

歯は残せないのではなく、単に歯を残していないだけなのです。
我々も、きちんとしたことを行えば、十分、歯を残せるのです。

PMTC (Professional Mechanical Tooth Cleaning) 予防歯科について

PMTCとはプロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング(ProfessionalMechanicalToothCleaning)を略したもので専門家による機械的歯面清掃のことです。ご自身で毎日行う歯磨きで、磨き残してしまった部分を患者様に代わって、専門のトレーニングを受けた歯科衛生士が担当し、クリーニングする事が中心となります。
POINT 1

歯周病予防

歯のきわと歯肉の間の部分に強く付着した細菌のかたまりを磨き落とします。
POINT 2

むし歯の予防

歯磨きでは落ちにくいむし歯の原因になる細菌のかたまりを磨き落とします。
POINT 3

歯を強くする

細菌のかたまりを除去したあとに、きれいになった歯の表面にフッ素を塗って歯を強化します。
POINT 4

歯の輝きが増す

お掃除した表面を、特殊なペーストを使ってツルツル、ピカピカに磨きあげられます。
POINT 5

お口のリフレッシュ

歯の表面のクリーニングや歯肉へのマッサージを行うことにより、終わった後の爽快感をご期待いただけます。

PMTCは、自分で毎日行なう歯磨きの磨き残してしまった部分を、
患者様に代わって専門のトレーニングを受けた歯科医師・歯科衛生士が、クリーニングすることが中心となります。
歯の表面についた歯垢(バイオフィルム)や沈着物を特殊な医療機器を使って完全に取り去ることにより歯周病から守ります。さらに歯の質を強くするためにフッ素を塗布し歯垢の再付着を防ぎむし歯から守ります。
歯肉へのマッサージにより血行がよくなり免疫力も高まります。少しでもプロの技術を覚えて、ご家庭でご自分でも頑張ってみてください。イメージとしては、毎日、自分で洗顔して、時々エステでフェイシャルマッサージをしてもらうという感じです。
お口の健康を守るために、ぜひ、エステ感覚でお口のケアにも注目してみてください。
磨きにくいところは、むし歯や歯周病になりやすい危険部位であり3ヶ月に1度、歯科医院で清掃することで、むし歯や歯周病から守り、生涯ご自分の歯で噛めるようにするためのお手伝いがPMTCなのです。

診療料金:
PMTC •••• 2,500円~ ※価格は税別となります
再生医療について
(Regenerative treatment):
当院では再生医療もおこなっております。ご興味がある方は是非ご相談ください。

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